お客様各位
こんにちは。
「SEIN TIMES(F総研)」メール事務局です。
10/15号から「建築構造設計を中心とした米国におけるBIMの最新動向」を発信しております。
今年の夏、弊社が米国にてBIMソフト会社や建築構造設計事務所を視察したレポートです。
全7回に渡り、BIMの最新動向や設計プロジェクトの先端的な取り組みなどをお伝えします。
「建築構造設計を中心とした米国におけるBIMの最新動向」
第5回 建築構造設計事務所におけるBIM利用の現状と今後の展望 その1
今回調査した設計事務所では、会社ごとに程度の違いはありましたが原則としてすべてのプロジェクトにBIM(Revit)を適用していました。
まず標準的な設計の流れについてお話します。
最初に建築家が様々な3次元デザインツールを使い全体ボリュームや配置検討を行います。
基本構想決定以降は、完全にBIM(Revit)へ移行していきます。
最後に建築家がBIMモデルを作ります。
そして、構造設計者は、そのモデルから建築家の設計意図を理解するとともに、それを構造モデルへと作り込んでいきます。
クライアントによっては、意匠、構造、設備が統合されたモデルを求めることもあるようです。
構造や設備も統合したモデルを採用することにより、設計段階でいろいろな問題点が明らかになり、設計としてはより良いものになることは確かです。
とはいえ、一般的には設計料、設計工期、スキル等の問題により三者が統合されたモデルにより設計されることは少ないようです。
いずれにせよ、意匠図と構造図の整合を図る上においてBIMは大変有効な手段であり、設計のプロセスにおいて必要不可欠なものであるとの認識が広く一般に固まりつつあるようです。
次にBIMを使うメリットについてお話します。
大手事務所にとっては、与えられた建築計画に対して素早くいろいろなパターンの構造システムを検討可能となり、より付加価値の高い提案できることです。
さらに、技術力の高い大手事務所は、施工図を作成する取り組みも始めています。
一般の事務所では、鉄骨造の接合部(ボルト、溶接)や配筋加工図の作成は行いません。
理由としては、それに見合う設計料をもらうことが難しいことと、設計責任に対するリスクの問題があるからです。
訪問したすべての事務所に共通して、意匠設計と構造設計を同時並行で進める場合、建物モデルの座標値などが共通のデータベースとなっていることは非常に大きなメリットであるという意見でした。
Revitで建物モデルを作成するには非常に時間がかかりますが、一旦作成してしまえば変更が容易なばかりでなく、様々な角度から外観や納まりを即座に確認することもできます。
BIMはマスターするまで時間もコストもかかり負担が大きいが、一度マスターすれば著しい効率化につながる、というのが各社共通した意見でした。
また、中小事務所では、若手技術者の未熟さから発生する単純なミスについても、ベテランの担当者がチェックし間違いに気づきやすくなった、という意見もありました。
つづく
(S)
年末年始の営業のご案内
いつもお世話になります。
年末年始の営業は、下記のとおりとさせていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い致します。
今年一年ご愛顧を賜りまして大変感謝申し上げますと伴に、皆様のご多幸をお祈りいたします。
年内営業 : 2013年12月27日(金) 16:00まで
年始営業 : 2014年01月06日(月) 09:00より
「Ver3.0.2.03をインストールしたらSEINが起動しない」について
「Ver3.0.2.03をインストールしたらSEINが起動しない」というお問い合わせがありました。
お客様の状況を確認したところ、ご利用になられているパソコンにSEINが使用するライブラリが入っていないか破損している等の原因で、起動時にエラーになる場合があることがわかりました。
対処法としては、下記のMicrosoftのページからライブラリをダウンロードして頂き、実行すると改善します。
SEIN La CREAの種類によってライブラリが下記のように変わりますので、使用しているCREAにあう方をインストールして起動のご確認をお願い致します。
Premium版の場合
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=2092
32Bit版の場合
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5582
次回のバージョンアップでは、上記ライブラリをSEINのsetupに組み込むようにします。
お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします。
(T)
2014年1月21日(火) SEIN Pileセミナー「応答変位法による杭の設計手法紹介」
11月に開催した「SEIN Pileセミナー」ですが、ご好評につき追加開催致します。
杭の応答変位法にご興味のある方、また前回ご参加できなかった皆様のお申込をお待ちしています。
近年、建築物は軟弱地盤や液状化の恐れのある様々な地盤条件のもとに建てられ、上部構造物の慣性力だけでなく地盤の変位を考慮した設計を求められるケースが多くなってきています。
このセミナーでは、応答変位法非線形解析の手法をSEIN FAMILYの杭設計支援ソフト「SEIN Pile」を用いて解説します。
ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。
前回セミナーの様子 SEINWEB「SEIN Pileセミナー(11月19日)を実施しました」
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/NewsAndTopics/NewsDetail.aspx?NewsID=214
SEIN Pileセミナー「応答変位法による杭の設計手法紹介」
日 時:2014年1月21日(火) 14:00~16:30
場 所:(株)NTTファシリティーズ総合研究所
東京都台東区東上野4-27-3 6Fセミナールーム
参加費:無料
■杭の設計法概要とSEIN Pileの位置づけ
講師:(株)構造計画研究所 建築構造工学部 松原善夫
・一般的な杭の設計手法の概要説明
・SEIN Pileの位置づけ
・応答変位法のメリットについて
・非線形解析のメリットについて
■SEIN Pileの説明
講師:(株)構造計画研究所 耐震技術部 石原眞一
・便利で特徴的な機能の説明
・出力機能の説明
・計算手法の詳細説明
■構造性能評価における設計実例紹介及び最近のトピック
講師:(株)構造計画研究所 建築構造工学部 松原善夫
・設計実例の紹介
・応答変位法による一般的な杭の設計手順
・問題点の整理
・杭の設計における最近のトピック
【お申込み方法】
SEIN WEB「セミナー・講習会情報」(下記URLよりお申込下さい)
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/NewsAndTopics/NewsDetail.aspx?NewsID=213
定員に達し次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。
お申込み後、受講票をメール致します。当日会場にお持ち下さい。
■お問合せ先
マーケット開発部 TEL 03-5806-2034
Email:support@ntt-fsoken.co.jp
(M)
12月3日にバージョンアップしたSEINの機能追加説明書を更新しました。
12月3日にバージョンアップしたSEINの機能追加説明書に記載漏れおよび誤植がありましたのでファイルを更新しています。
すでにダウンロードされたお客様は再度ダウンロードをお願い致します。
(メンバーログインが必要です)
ダウンロード先:
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/
ホーム>各種プログラムダウンロード>SEIN La CREA/La DANS
ファイル名:crea_kinoutsuika_3_0_2_03.pdf
(T)
BIM対応 Revit Structureとの双方向データ変換を実現 『SEIN ST-CNV』のご案内
SEIN FAMILYに新たなソフトが加わります。
SEINとRevit Structure(Autodesk)の建物データを双方向で結ぶ変換プログラム『SEIN ST-CNV』(セイン・エスティ・コンバータ)を発売します。
◇主な特徴◇
・SEIN La CREAとRevit Structure(Autodesk) 建物データの双方向変換を実現
・SEINで入力した複雑な建物データも読込可能(SEIN → Revit)
・3次元CADデータからSEIN La CREAの建物モデルが作成可能(Revit → SEIN)
・変更のあった部材のみを変換できる便利な差分変換機能を搭載(SEIN → Revit)
『SEIN ST-CNV』はRevit Structure(Autodesk)のアドインコマンドです。
構造計算ソフトと3次元CADの連動は、BIM推進を強力にサポートします。
年明けにリリースを予定しています。
いま暫くお待ちください。
■お問合せ先
マーケット開発部 TEL 03-5806-2034
Email:support@ntt-fsoken.co.jp
(M)
たまて箱のご紹介 <図面や計算書をデータベース化に!>
紙のまま保存していても、探すときに苦労します。
でも、スキャナでパソコンに読み込んで物件毎に管理できる仕組みをご存知でしょうか。
図面や計算書をデータベースに保存して、整理して使用してする事ができるんです。
当社で販売している「たまて箱」を活用すれば、過去の物件を検索する事も容易にできます。
マイクロフィルム化もご紹介してきましたが、「マイクロフィルムまで行うのは大変だな~!?」と思われた方!
まずは、図面や計算書を電子化してコンパクトにし、PCで物件資料を整理・保存しておくというところから始めては如何でしょうか。
紙の保存では、劣化が進みます。
図面や資料等についてデータベース化をご検討のお客様は下記までご連絡ください!
御社にあった内容をご提案致します。
↓↓↓
E-mail:support@ntt-fsoken.co.jp
地震で揺れた建物 継続して使えますか? 建物安全度判定サポートシステム「揺れモニ」のご紹介
地震で大きく揺れた建物。
ビルのオーナーは、建物がどのくらいの影響を受けたのか、的確な被害状況を把握して継続して使えるかの安全性を判断しなければなりません。
建物安全度判定サポートシステム「揺れモニ」は、揺れた建物の状態把握に役立ちます。
ビル全階に地震センサーを設置し、どのくらいの影響を受けたのか評価情報をパソコンに表示します。
従来、導入が難しかった高さ40-60mの建物にも使用可能です。
家入龍太公式サイト「建設ITワールド」にて紹介されました。
『このビルは使えます!地震直後の建物の安全性を判定する「揺れモニ」』
http://www.ieiri-lab.jp/it/2013/10/Yure-Moni.html
■本件に関する詳細、お問合せは下記をご覧ください。
NTTファシリティーズ 建物安全度判定サポートシステム「揺れモニ」
http://www.ntt-f.co.jp/service/yuremoni/
(M)
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(K)