SEIN La CREAは、RC造、S造、SRC造およびCFT造建築物のルート1からルート3までの計算を行う一貫構造計算プログラム(国土交通大臣認定取得)です。
その主な特長は---
機能性において、建物形状に制限が無く、ユーザーが定義した通り軸や層レベルと無関係に部材を配置でき、線材置換可能な構造物なら一貫構造計算を実行することができます。また、多様なモデル化方法、応力解析ケースの追加、組み合せ応力の任意作成など、建物に応じた計算条件を与えることもできます。
操作性において、CADライクなインターフェイスにより、図面を描くイメージで形状をそのまま入力することができます。さらに、テキストデータでのインポート&エクスポートやCADソフトとのデータ連携をご用意しています。
また、SEIN La DANSとのシームレスな連携性で即座に立体モデルによる動的解析を実行することができます。
SEIN La CREA パッケージ一覧
パッケージ名
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規模制限
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構造種別
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64bitOS專用
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SEIN La CREA Premium
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無制限
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RC造
S造
SRC造
CFT造
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○
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SEIN La CREA
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-
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SEIN La CREA-CE Premium
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柱:600部材
梁:1,200部材
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○
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SEIN La CREA-CE
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-
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SEIN La CREA-LE
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柱:200部材
梁:400部材
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RC造
S造
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-
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複雑な形状もそのままの形で入力可能
対象とする構造物の形状に制限を設けない汎用性の高いプログラムです。
軸組図
伏図
解析モデルは立体フレームモデルを採用
一次設計における弾性解析および保有耐力計算時の弾塑性解析は、解析精度の高い立体フレームマトリクス法により計算を行います。
直交フレームの影響も精度良く考慮されるため、不整形モデルの解析手法として最適です。
建物DBモード レンダリング表示
モデルモード 要素ワイヤフレーム表示
※線材に置換
操作性の良いCADライクなインターフェイス
部材の配置はグリッド点のマウスクリックで行うなど、CADライクな操作が充実しています。複雑な形状を入力するために、部材配置座標の直接入力機能、部材群のグルーピング機能などを有しています。また入力手間の軽減を図るためのコピー機能等も充実しています。
マウスオペレーションによる建物データ作成
形状確認に便利なダイアログ入力
任意の荷重ケース組合せによる断面算定
地震時、暴風時等のケースは自動的にセットができ操作性に優れています。組み合わす荷重ケースと倍率は自由に設定可能です。また、必要数の組み合わせも可能です。
動的解析「SEIN La DANS」とのシームレスなデータ連携
静的解析と動的解析では同一の建物データです。
「SEIN La CREA」で入力した建物データに、解析条件・減衰条件・地震情報を入力するのみで応答解析を実行できます。
動的解析用に再モデル化の必要がありません。
> 立体動的弾塑性解析「SEIN La DANS」へ
> 質点系動的弾塑性解析「SEIN La DANS-i」へ
重量計算等のルーチン計算作業は全て自動処理
建物の重量計算や地震力計算を自動で行う他、初期剛性、復元力特性等の部材特性も全て自動計算します。復元力特性は部材種別に応じてバイリニア型、トリリニア型が設定されます。
改ざんや誤用による不当な数値の入力を排除
計算結果の改ざん防止機能や法令に抵触する入力のチェック機能など、安心してプログラムをご利用いただくためのセキュリティが施されています。