一貫構造計算プログラム「SEIN La CREA Premium 木造」は、
SEIN La CREA Premiumに付帯する木造オプションです。
柱、梁、壁、ブレースに構造種別「木造」の指定が行え中大規模の木造に対応しています。
機能性においては、SEIN La CREAの任意形状入力はそのままに、
ユーザーが定義した通り軸や層レベルに関わらず自由に部材を配置できます。
荷重計算から断面算定までの一貫構造計算を実行することができます。
また、多様なモデル化方法、応力解析ケースの追加、組み合せ応力の任意作成など、
建物に応じた計算条件を与えることもでき、木造特有に配置する木造接合部の配置も可能です。
木造+鉄筋コンクリート造+鉄骨造などの木造混構造建物のモデル化も行えます。
SEIN La CREAパッケージ対応一覧
パッケージ名
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オプション対応状況
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SEIN La CREA Premium
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○
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SEIN La CREA-CE Premium
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○
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SEIN La CREA-LE Premium
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○
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複雑な形状もそのままの形で入力可能
SEIN La CREAの入力における操作性はそのままに、
対象とする構造物の形状に制限を設けない汎用性の高い入力が可能です。
計算対象建築物
木質材料データベース
2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書および木造設計規準2006に準じています。
新JAS 目視等級区分、機械等級区分
旧JAS 無等級材
各断面定義、木造接合部配置
断面定義(梁、柱、壁、ブレース)
各断面定義の画面(梁、柱、壁、ブレース)
断面定義 — 梁
断面定義 — 柱
断面定義 — 壁
断面定義 — ブレース
断面定義(木造接合部)
- 木造部材(梁、柱、ブレース)の接合部を独立して配置することが可能。
- 木造接合部は、耐力だけを持つ要素であり剛性は持たない。
接合部の剛性を考慮するときは、柱や梁の端部バネで回転と並進の剛性を調整することは可能。
- 接合部部材の配置の有無は応力計算に関係なく、許容応力度との比較のために配置を行う。
断面定義 — 接合部
接合部 配置
- 層、フレームで表現します。柱、梁の端部に下図のように表現します。
フレーム表示(1)
フレーム表示(2)
層表示
出力例
構造計算書の出力例
計算書(応力図)
計算書(検定比図)
計算書(検定表)