お客様各位
こんにちは。
「SEIN TIMES(F総研)」メール事務局です。
10/15号から「建築構造設計を中心とした米国におけるBIMの最新動向」を発信しております。
2013年夏、弊社が米国にてBIMソフト会社や建築構造設計事務所を視察したレポートです。
全7回に渡り、BIMの最新動向や設計プロジェクトの先端的な取り組みなどをお伝えします。
今回は最終回です。
「建築構造設計を中心とした米国におけるBIMの最新動向」
第7回 おわりに
今回、主に建築構造設計分野におけるBIMの利用実態調査を行いました。
米国では、構造設計の分野でもBIMが確実に普及しつつあります。
これは、官公庁発注のプロジェクトのみならず、一般のプロジェクトでも多くのクライアントがBIMによる設計を要求しているからです。
このため、デジタルデザインを得意としていない中小の構造設計事務所にとっても、今後BIMを導入していかなければ生き残れない状況にあることは間違いないようです。
既にBIMを導入済みの構造設計事務所においても、その取り組みのレベルは様々でした。
一般に中小の事務所は、BIMを使って何とか必要最低限の設計図書を完成させるのがやっと、といった状況にあります。
一方、大手構造設計事務所やデジタルデザインを得意とする事務所は、BIMを巧みに使いこなし、より多くの受注に繋げようと努力しています。
また、技術力のある事務所は、従来ファブリケーターやコントラクターの業務範囲であった施工図作成にまで業務領域を広げようと試行錯誤しています。
事務所の規模やスキルレベルによらず、意匠図や設備図などとの整合性も含めた図面精度の向上や設計変更への対応の容易さといった点では、構造設計分野でもBIMを使うメリットは十分にあると認識されているようです。
BIMソフトと構造解析ソフトのデータを実施設計までシームレスに連携させながら設計を進めている事例は見当たりませんでした。
一般に建物の規模が小さくなるほど相互のデータ連携度合は低下する傾向にあるようです。
最後までデータ連携させていないのは、相互のデータ変換が必ずしも完璧なものでないことと、軽微な変更でいちいちデータ変換しているとかえって余計な手間が発生するというのが主な理由のようです。
米国でも、構造設計者がBIMを使い始めたのは、それをやらないと仕事が取れないという事情からでした。
しかし、実際BIMを導入し、それのメリット(主に生産性向上と設計精度向上)を理解した設計者は、積極的なBIMの活用を必死に模索しているように見受けられました。
日本においては、建築構造設計の分野で本格的にBIMを使った事例はまだほとんどありません。
しかし、BIMソフトやSEINをはじめとする構造解析ソフトとの連携ツールも精力的に開発されつつあり、構造設計でBIMを使いこなすのに必要な環境は整いつつあります。
後は、実践あるのみではないでしょうか。
操作性の向上も期待されています。
おわり
(S)
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※上記パッケージ価格、保守料に消費税は含みません
カタログ希望、お問合せは下記までご連絡下さい。
■お問い合わせ
マーケット開発部 TEL 03-5806-2034
E-mail:support@ntt-fsoken.co.jp
【販売中】BIM推進を強力にサポート『SEIN ST-CNV for Autodesk Revit』
『SEIN ST-CNV for Autodesk Revit』の販売を開始しました。
SEINとRevit Structure 2014の建物データを双方向に変換するプログラムです。
構造計算ソフトと3次元CADの連動は、BIM推進を強力にサポートします。
◇主な特徴◇
・SEIN La CREAとRevit Structure 2014(Autodesk) 建物データの双方向変換を実現
・SEINで入力した複雑な建物データも読込可能(SEIN→Revit)
・3次元CADデータからSEIN La CREAの建物モデルを作成可能(Revit→SEIN)
・変更のあった部材のみを変換できる便利な差分変換機能(SEIN→Revit)
SEINWEB商品紹介『SEIN ST-CNV for Autodesk Revit』
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/Products/SeinFamily/Stcnv/Stcnv.aspx
2014年3月までリリースキャンペーンをおこなっています。
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☆リリースキャンペーン
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350,000円(定価)
270,000円(リリース特別価格 2014/3/31迄)
■お問い合わせ
マーケット開発部 TEL 03-5806-2034
Email: support@ntt-fsoken.co.jp
(K)
DANS Premium改造中!
SEIN La DANS Premiumの改造を予定しています。
中間階免震建物や慣性接続要素付きMaxwell要素の計算機能の追加で、より高度な計算が可能になります。
また、64bitPCの性能を活かし、計算処理速度のさらなる向上を実施します。
春にリリースを予定しています。ご期待ください。
◇主な改造◇
・中間階免震の計算機能追加
・多剛床解析機能の追加
・慣性接続要素付きMaxwell要素
・解析処理の高速化
・免震装置・制振装置のデータベース追加
SEINネットワーク認証システムの更新
1月21日にSEINネットワーク認証システムの更新をおこないました。
まだお済みでない方は、お早めにプログラム更新をお願い致します。
※ユーザライセンス管理ツールのバージョンアップです。
SEINプログラム本体のバージョンアップではありません。
【ネットワーク認証システムのプログラム更新方法】
1.SEINWEBにログイン後、ダウンロードサイトよりユーザライセンス管理ツールをダウンロードして下さい。
<場所>
SEINWEB > 各種プログラムダウンロード > SEINネットワーク認証システム >
【最新版】ユーザライセンス管理ツール
ファイル名:sein_net_toolv21.exe
2.「sein_net_toolv21.exe」をデスクトップなどに保存し、ダブルクリックして全て展開します。
3.展開後「sein_net_toolv21」フォルダを生成。
「sein_net_toolv21」フォルダの中に「NTTFS_nptcliant_setup21」フォルダがあり、
その中に「setup.exe」が入っています。
ダブルクリックして実行してください。
4.インストールの画面に従ってインストールしてください。
旧バージョンのアンインストールは不要です。
上書きでそのままインストールして下さい。
5.正常にインストールが完了したら、新しいネットワーク認証システムの設定は完了です。
ご不明な点がございましたらサポートまでお問合せ下さい。
■お問い合わせ
構造設計システム部 開発・サポート担当
Email: support@ntt-fsoken.co.jp
[第2回]SEIN Pileセミナー「応答変位法による杭の設計手法紹介」開催しました!
1月21日、第2回SEIN Pileセミナー「応答変位法による杭の設計手法紹介」を開催しました。
第1回と同様に、多くのお客様にご参加いただきました。
ご来場頂いた皆様には御礼申し上げます。
機会がありましたら、またこのようなセミナーや講習会を実施したいと思います。
よろしくお願い致します。
2013年11月19日実施
[第1回]SEIN Pileセミナー「応答変位法による杭の設計手法紹介」
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/NewsAndTopics/NewsDetail.aspx?NewsID=214
2014年1月21日実施
[第2回]SEIN Pileセミナー「応答変位法による杭の設計手法紹介」
https://www.sein21.jp/NewSeinWeb/NewsAndTopics/NewsDetail.aspx?NewsID=221
(M)
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・各種セミナー情報
・SEIN FAMILYのプログラムバージョンアップのお知らせ
・プログラムのキャンペーンのご案内
などのSEINに関するご案内をお送りさせて頂いております。
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