保有水平耐力計算の増分解析で、終了状態が「ステップ数の上限に達した」となります。対処方法としてはどのような方法がありますか。

ステップ数の上限に達するという事は、限界層間変形角に達する前に計算条件で設定したステップの5倍(ステップの上限)に達しているという事になります。

そのため、変形が進むように荷重増分量が変わるように設定を変更し、ヒンジが形成するように計算条件を変えてご検討をお願いします。

 

 

荷重増分量を変更する方法はいくつかあります。今回のようにステップの上限に達する場合、荷重増分量が大きくなるよう調整していきます。

具体的には、メニュー「計算条件-保有水平耐力計算条件-計算条件-(荷重ケース)」において、

 1.推定崩壊荷重倍率を大きくする

 2.等比級数分割を等分割に変える。

 3.推定崩壊荷重倍率を大きくして増分ステップ数を変更する。

 4.上記3つの複合の条件にするなどが考えられます。

 

 

ステップ数の上限に達するという事は、解析を収束させることはできていますので、増分ステップ数を変更しても刻みが細かくなるだけで有効ではありません。

上記「1.」「2.」を変更して解析を実行し、イテレーションが収束しないようであれば、増分ステップを増やして刻みを細かくして解析してください。

 

 

メニュー「計算条件-保有水平耐力計算条件-計算条件-(荷重ケース)-増分解析方法タブ」

 

 

メニュー「計算条件-保有水平耐力計算条件-計算条件-(荷重ケース)-解析制御値タブ」


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最終更新: 2015-03-23 15:47

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