保有耐力計算の外力分布を「Qun分布」で計算する手順を教えてください。

Ai分布をQun分布に変更するには、次の2通りの方法があります。

 

(a) 外力分布の直接指定を行う。

(b) 増分解析の複数回実行の機能を指定する

 

 

 

(a) 外力分布の直接指定を行う。

 

外力分布を直接指定してAi分布をQun分布に変更する手順を説明します。

 

5階建ての結果を例に説明します。

 

例)

保有耐力計算結果の一覧です。

 

《表1》 保有水平耐力計算表

 

保有耐力計算結果と一次設計の係数から求める場合、層せん断力係数は表2になります。 

 

《表2》 層せん断力係数

 

メニュー【静的荷重条件-地震荷重-共通条件】で、「保有水平耐力計算」タブを表示します。 

「ユーザー定義層せん断力係数分布」を選択し、1階を1.0で基準化して求めたQun分布を直接入力します。 

 

《図1》 ダイアログ「地震荷重-共通条件」

 

以上の操作で、Ai分布をQun分布に変更する事ができます。

 

 

 

(b) 増分解析の複数回実行の機能を指定する.


機能追加版Ver3.0.0.01から機能が追加された「増分解析の複数回実行」を設定してAi分布をQun分布に変更する手順を説明します。 

 

(1) 計算モードのメニュー【計算条件-保有水平耐力計算条件-共通条件】を選択し、「共通条件」ダイアログを表示します。 

 

 

(2) 「複数回実行」タブを選択し、実行回数「2回」を選択します。 

    変更する解析条件は「荷重分布」にチェックを付けて「OK」ボタンをクリックします。 

 

《図2》 ダイアログ「保有水平耐力-共通条件」 

 

 

(3) 計算モードのメニュー【静的荷重条件-地震荷重-共通条件】を選択します。 

    「共通条件」ダイアログの「保有水平耐力計算(保有水平耐力算定時)」タブを選択し、

    静的弾塑性解析荷重分布の「必要保有水平耐力分布」にチェックをつけて「OK」ボタンをクリックします。 

 

 

以上の操作で、Ai分布をQun分布に変更する事ができます。 

 


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最終更新: 2012-07-13 15:11

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